内部進学という入試制度について

これまでに柴田ゼミでは、私立の帝塚山中学や奈良学園登美ヶ丘中学への内部進学と国立の奈良女子大付属中学への内部連絡用試験の指導をしてきました。

 

内部進学というシステムについて

 内部進学では、外部からの入試と違って1回のテストの出来、不出来で結果を決める必要もなく、中学サイドとすれば時間をかけてその中学に相応しい学力、個性の生徒を選ぼうとします。具体的にいえば、どの学校でも6年生で実施される何回かの実力テストの結果を見られますので、生徒たちはその一つひとつを順々にクリアしていかなくてはなりません。これには息の長い努力が必要となり、結構辛いものがあります。反面、たとえ1回のテストで失敗しても、頑張れば挽回のきく入試ともいえます。外部からの受験に比べるとそれなりに優遇された受験であるといえます。

 

 ただ私立中学の場合、英数コースやスーパーコースなどの選抜クラスについては内部試験といえども外部の一般入試とそう変わらない難易の入試問題を実施しないと学力が判定できないため、内部入試の問題自体も昔と比べるとだんだん難しくなってきたように感じます。選抜クラスを志望される場合には、小学校で実施される実力テストできちんと高得点をとっておくと同時に、普段から応用発展問題にも取り組んでおく必要性があります。例えば帝塚山中学校の場合、1月の外部の入試問題を見ていただくと分かるのですが、難問奇問の類は少なく、算数であれば単に速さの問題だけではなくて図形上を複数の点が移動したり、また容積の問題も蛇口や排水口を複数設定してグラフと関連付けたりされます。中学に入ってからの学習に十分ついていけるような正確な計算力だけでなく論理的な分析力や粘り強い思考力を求められているように見受けられます。

 

柴田ゼミでは、普段の授業から応用発展問題にチャレンジすることと、入試直前には入試の過去問(赤本)を用いて効率の良い答案作成にむけた指導に重点を置いています。